旅行先のベビーベッドはどうする?代用テクと、貸してくれる宿600軒の探し方
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※本文の「◯軒以上」などの数は Kids Stay 掲載施設の設備データの集計です(2026年9月時点・全国の宿の総数ではありません)
ホテルの予約画面で「添い寝無料」を選んだあと、ふと不安になります。大人用のベッドで赤ちゃんはどこで寝るのか。柵もないベッドから落ちないか。旅行先のベビーベッド問題は「借りる」「代用する」「そもそも布団の部屋にする」の3つの解き方があり、月齢によって正解が変わります。
この記事では、代用テクニックの現実解と安全上の注意、そして実はベビーベッドを貸してくれる宿が600軒以上あるという「借りる」選択肢まで、寝床の作り方をまとめて整理します。

まず押さえる、ホテルのベッドと赤ちゃんのリスク
大人用ベッドの2つのリスク
自宅と違って、ホテルの大人用ベッドは高さがあり、壁との隙間があり、柔らかいマットレスと大きな枕があります。赤ちゃんにとっての注意点は2つです。寝返りでの転落と、柔らかい寝具・隙間への挟まり。消費者庁も大人用ベッドでの乳幼児の事故について繰り返し注意喚起をしています。月齢が低いほど「大人と同じベッドにそのまま寝かせる」のは避けたい選択です。
答えは予約段階で決めておく
だからこそ、予約の段階で寝床をどう作るかを決めておく価値があります。当日ホテルの部屋で考え始めると、選択肢はもうほとんど残っていません。
月齢別、旅先の寝床の正解
寝床問題は月齢で答えが変わるので、先に自分の子の段階の結論を示します。
0〜4ヶ月(寝返り前)
動かないので選択肢が最も広い時期です。宿のベビーベッドが一番安心で、ベッドインベッド持参でも十分。大人ベッドの中央に寝かせて親が両側を固める配置も、この時期なら成立します。注意はベッドの柔らかさと掛け物で、大人用の羽毛布団や大きな枕が顔の近くに来ない距離だけは確保してください。
5〜8ヶ月(寝返り〜ずりばい)
転落リスクが一気に立ち上がる時期で、一番事故が起きやすい月齢帯です。大人ベッドにそのまま寝かせる選択は消えます。宿のベビーベッド(柵を上げて)、またはベッドガード+壁付け配置、または最初から和室。ベッドインベッドは製品の対象月齢上限がこのあたりに来るので、買い足すより宿の設備で解く方が合理的になってきます。
9ヶ月〜1歳半(つかまり立ち〜歩行)
ベビーベッドの柵を乗り越えようとし始め、ベビーベッド自体が使いにくくなります。この時期の本命は和室か、ローベッド・畳ベッドの客室です。床が寝床なら、夜中に起きて動き出しても高さの事故がありません。ベッドの部屋しか取れないときは、ベッドを壁付けにして大人が外側、さらに床にクッションの保険、の重ね掛けで守ります。
1歳を過ぎて歩き始めた子は、柵で囲うより床に近い寝床にするほうが結局は安全です。ベビーベッドを探すのをやめて、和室かローベッドの部屋を取る方向へ切り替える時期だと考えてください。1歳の宿選びの順番は1歳・1歳半との旅行先の選び方に整理しています。
1歳半以降
添い寝が安定してくる時期で、寝床の道具問題はほぼ卒業です。残る論点は「大人2人+子でベッド幅が足りるか」なので、ハリウッドツイン対応やベッド幅の広い部屋を選ぶ話に変わります。
代用テクの現実解
ベッドインベッドを持参する
大人用ベッドの上に置く簡易ベッドで、赤ちゃん専用のスペースと低い柵ができます。折りたたみの携帯タイプなら旅行鞄に入り、「宿の設備に依存しない」持ち運べる寝床として、寝返り前後の月齢では一番汎用性があります。使用月齢の上限(多くは1歳前後まで)があるので、製品の対象月齢は確認してください。
持ち運べるベッドインベッド
ベッドインベッド ベビーベッド 持ち運び 赤ちゃん 添い寝 寝返り防止 背中スイッチ防止 モロー
大人用ベッドの上に置くだけで、宿の設備に依存しない寝床が作れる
ベッドを壁に付け、大人が外側で壁を作る
ツインの部屋でよく使う定番の配置です。ベッドを壁に寄せ、赤ちゃんを壁側、大人が外側に寝る。ベッド同士をくっつけて隙間をなくせるかは、ベッドが固定式か可動式かで決まるので、予約時に「ベッドはくっつけられますか」と聞いておくと確実です。ハリウッドツイン(最初からくっついた配置)対応の部屋なら、この問題は最初から消えています。
帰省・連泊なら簡易ベビーベッドのレンタル直送
数日で使わなくなる物こそレンタルが合理的です。ベビー用品レンタルには折りたたみのプレイヤード型・床置き型の簡易ベビーベッドがあり、帰省先や連泊の宿へ直送してもらえば持ち運びゼロで専用の寝床が作れます。1〜2泊の旅行ではオーバースペックですが、1週間規模の滞在では本命の選択肢です。楽天市場内のレンタル店なら、ふだんのIDとポイントのまま借りられます。
ベビーベッドの短期レンタル
Aprica アップリカ COCONEL Air ココネル エアー AB ホワイトグレー WH
帰省先や連泊の宿へ直送できる。折りたたみ型は旅行との相性がいい
布団・クッションで床に寝床を作る
ベッドから落ちる前提で床側にクッションを敷く「保険」も広く使われますが、これは転落を防ぐのではなく怪我を減らすだけの手段です。エアコンの風が床に溜まりやすい冬場は、床寝床の温度にも注意してください。
代用テクの本命はベッドインベッド持参と壁付け配置。どちらも予約時の一言(ベッドはくっつくか)で精度が上がる。
実は「借りる」が一番充実している
代用を考える前に知ってほしいのが、貸出設備の充実ぶりです。### 貸出設備の実数
Kids Stayに掲載している宿のデータでは、
- ベビーベッドを貸してくれる宿が600軒以上
- ベビー布団の貸出が490軒以上
- ベッドガード(大人ベッドに付ける転落防止柵)の貸出が300軒以上
- ローベッド・畳ベッドの客室がある宿が200軒以上
つまり「旅行にベビーベッドを持っていけない」のは前提として正しいのですが、「だから代用しかない」は思い込みです。ファミリー歓迎の宿なら、寝床の道具は現地に揃っていることの方が多い。さらに言うと、ベビーベッド・ベビー布団・ベッドガードの3点すべてを貸してくれる宿も47軒あり、この層なら月齢がどの段階でも寝床は現地で完結します。
台数限定・要予約が普通
1つだけ実務上の注意があります。貸出設備は台数限定・要予約の宿が多数派です。「設備あり」を確認して満室気分でいると、当日「本日は出払っています」が起こり得ます。予約時に必ず一言、ベビーベッド(またはベッドガード)を使いたい旨を伝えてください。
hotelベビーベッドとベッドガードの両方を貸してくれる宿の例
貸出設備が揃った宿から、レビュー件数の多い5軒

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル

三井ガーデンホテル プラナ東京ベイ

ヒルトン東京ベイ

ホテルエミオン東京ベイ

品川プリンスホテル
寝床の貸出がある宿を検索
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行きたいエリアで、ベビーベッド・ベッドガードを借りられる宿を絞り込めます
一番シンプルな答えは、和室
ここまでベッドの話をしてきましたが、布団で寝る和室なら、転落の心配は構造的に存在しません。ハイハイ期・つかまり立ち期は、部屋全体が低くて柔らかい和室が圧倒的に楽です。畳に布団を並べて家族で川の字、というのが多くの家庭が「旅行はこれが一番だった」と行き着く形です。
和室の探し方
和室・和洋室のある宿は当サイトの主要な検索軸で、和室のある宿の一覧から探せます。ベッドの部屋しかないシティホテルでも、ローベッド・畳ベッドの客室(一覧はこちら)なら実質同じ安心感になります。
予約時にそのまま使える頼み方
貸出設備は「あるか」と同じくらい「押さえられているか」が大事です。予約時の備考欄やメールで、次の3点を伝えれば過不足がありません。
伝える3点
- 子の月齢(用意する寝具のサイズと種類が変わるため)
- 使いたい設備(ベビーベッド、ベッドガード、ベビー布団のどれか)
- ベッドの部屋なら「ベッドをくっつけられる部屋か」の確認
そのまま使える文面
文面はこのくらいで十分です。「生後7ヶ月の子と宿泊します。ベビーベッド(またはベッドガード)をお借りしたいのですが、予約できますか。また、ベッド同士を隙間なく付けられるお部屋でしょうか」。返信で台数の空きとベッド仕様が分かるので、満室なら代用プラン(ベッドインベッド持参や部屋タイプ変更)に事前に切り替えられます。当日フロントで聞くのとの差は、この「切り替える時間があるか」です。
和室で寝るときの実務
「和室が本命」と書いたので、布団運用のコツも足しておきます。
- 敷布団は壁際に寄せて、子を壁側に。畳でも寝返りで転がっていくので、囲いのある配置が安心です
- 掛け布団は大人と別に。大人用の重い掛け布団の共有は、低月齢では顔にかかるリスクがあります。ベビー布団の貸出(490軒以上)があればそれを、なければバスタオルやスリーパーで代用します
- 豆球は消して真っ暗に、が家の習慣なら旅先でも同じにします。環境変化で寝つきが悪い夜に、明るさだけでも家と揃えると効きます
- 布団の周りの座卓・座椅子は、つかまり立ち期にはむしろ危険物です。チェックイン時に部屋の隅へ寄せてしまいましょう。掛け布団の共有問題は、スリーパーを1枚持っていくと丸ごと消えます。
ベビースリーパー
スリーパー ふわふわ ガーゼ 新生児 赤ちゃん 寝たまま着せられる Sofca キッズ ベビー
大人の掛け布団を共有しない、が旅先の安全策。1枚で寝相問題も消える
よくある質問
添い寝無料の宿で、寝具は増やしてもらえる?
「添い寝」は大人の寝具を子と共有する前提の料金区分なので、寝具の追加は別料金の宿が多いです。ベビー布団の貸出(有料・無料は宿による)があるかを施設ページで確認し、予約時に申し込むのが確実です。
何ヶ月までベビーベッドが必要?
多くの宿の貸出ベビーベッドは対象月齢が「1歳前後まで」ですが、つかまり立ちが始まると柵を乗り越えるリスクが出るため、実際には生後8ヶ月ごろまでが安心して使える目安です。それ以降は和室かローベッド+ベッドガードの組み合わせが現実的です。
旅館の布団で、赤ちゃんはそのまま寝ていい?
大人用の布団は赤ちゃんには柔らかすぎることがあります。ベビー布団の貸出がある旅館ならそれを使い、なければ硬めの敷布団側に寝かせ、大人の掛け布団・枕が顔にかからない距離を取ってください。
クーファンや長座布団でも代用できる?
低月齢(寝返り前)なら、クーファンは「置き場所が定まる」という意味で一定の代用になります。ただし柵の高さがないので、寝返りが始まったら卒業です。長座布団・敷布団を床に敷く方式は、ベッドからの転落リスクがそもそも無い分、実は安全側の選択です。床の硬さと空調の直風だけ確認してください。
ベッドガードは何ヶ月から使っていい?
見落とされがちですが、ベッドガードの多くは対象年齢が18ヶ月(1歳半)からです。それ未満の子はガードとマットレスの隙間に挟まる事故が報告されており、消費者庁も注意喚起しています。寝返り期の転落対策にベッドガードを使いたくなりますが、その月齢では本来の対象外です。1歳半未満は宿のベビーベッドか和室・ローベッドで解くのが正しい順序です。1歳半を過ぎた子の転落対策として買うなら、対象月齢を確認のうえこの型です。
ベッドガード(対象1歳半から)
BabyGoo ベッドガード ベッドフェンス 赤ちゃん 転落防止 ベビーガード ベビー ハイタイ
多くの製品が対象18ヶ月から。月齢を確認して、旅先でも自宅でも使う前提で
部屋のどこにベビーベッドを置いてもらうべき?
エアコンの直風が当たらない位置、そしてカーテンやコード類に手が届かない位置が基本です。チェックイン時に置き場所を変えてもらうのは普通のお願いなので、遠慮は不要です。
まとめ
旅行先の寝床問題は、月齢で答えが分かれます。寝返り前後まではベッドインベッド持参か宿のベビーベッド貸出、5〜8ヶ月の一番危ない時期は大人ベッド直寝を消し、ハイハイ期からは和室・ローベッドで「高さをなくす」のが本命です。そして何を選ぶにしても、予約時にひとこと伝えて設備を押さえておくことが、当日の安心の実体です。そしてどの答えを選ぶにしても、ベビーベッド貸出のある宿・和室のある宿を予約の段階で選んでおけば、代用テクに頼る場面そのものが消えます。
0歳との旅行全体の準備は0歳赤ちゃんとの初めてのホテル泊まり完全ガイド、荷物の全体設計は子連れ旅行の荷物を半分にする宿選びも参考にしてください。





