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4
Sep

1歳・1歳半と行く旅行先おすすめ|歩き始め・昼寝1回・幼児食で選ぶ国内の宿

1歳・1歳半と行く旅行先おすすめ|歩き始め・昼寝1回・幼児食で選ぶ国内の宿

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本文の「◯軒以上」などの数は Kids Stay 掲載施設の設備データの集計です(2026年9月時点・全国の宿の総数ではありません)

1歳の旅行先を検索すると、水族館や動物園の「◯◯選」が並びますよね。ただ、1歳と1歳半では歩き方も食べるものも違い、同じ一覧を見ても自分の子に合うかは判断できません。1歳の旅行を決めているのは、歩き始めたこと、昼寝が1回になること、幼児食に移ること。この3つの変化を軸に、月齢と移動手段から行き先を絞り、地方別の候補と宿の選び方までまとめます。

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1歳は0歳の延長ではありません。動く子と、動けない子は別の旅行になります。

1歳の行き先は「歩き始め・昼寝1回・幼児食」で決まる

1歳の旅行で最初にやることは、行き先を挙げることではありません。自分の子が今どこまで動けて、何を食べて、いつ寝るのかを書き出すこと。そこが決まると、候補は自然に絞れます。

0歳と何が変わるか。じっとしていない子との旅行になる

0歳の旅行は、抱っこ紐かベビーカーの中で1日が終わりました。1歳は違います。歩けるようになった子は座席に座り続けてくれないし、宿の部屋に着いた瞬間から探検を始めます。旅行の難易度を決めるのは移動距離より、じっとしていられない時間の長さなんですよね。

このため、0歳のときに気にしていた項目と、1歳で気にする項目はずれます。同じ宿でも、0歳のときは高評価だったのに1歳で泊まると物足りない、あるいはその逆が起きるのはこのためです。0歳ではベビーベッドや調乳の道具が中心でしたが、1歳では転んでも痛くない床、走り回れる室内の遊び場、子どもが自分で食べられる食事に主役が移ります。

同じ「赤ちゃん歓迎」の宿でも、0歳向けに強い宿と1歳向けに強い宿は別物です。予約前に見るべき欄が変わったと考えたほうが早い。

食べるものも入れ替わります。1歳前後は離乳食の完了期から幼児食へ移る時期にあたり、大人の料理を薄めて取り分ける、宿の幼児食を頼む、持参したものを温めてもらう、という3つの選択肢が同時に成り立つ短い期間です。0歳のときのように「離乳食があるか」だけを見ていると、幼児食の対象年齢が3歳からだったり、逆に離乳食の提供が1歳で終わっていたりして、当日に食べるものがない事態が起きます。食事は月齢ではなく、その宿が何歳の子に何を出すかで確認するのが確実です。

移動は片道2時間、目的地は1日1つが現実線

宿泊予約サイトの一休は、赤ちゃん連れの特集を「東京から2時間」という括りで組んでいます(2026年9月時点)。子育て情報サイトでも移動時間の目安は片道1時間から3時間以内とされることが多く、上位の記事も口コミも片道2時間前後で一致しているのが実際のところです。

1歳の場合、この2時間には理由があります。歩き始めた子はチャイルドシートや座席の拘束を強く嫌がるようになり、0歳のように寝てやり過ごしてくれません。休憩を挟めば実移動時間は伸びるので、地図アプリの所要時間の1.5倍で見ておくと予定が崩れにくくなります。

目的地は1日1つ。動物園に行く日は動物園だけ、水族館の日は水族館だけです。2つ目を足すと昼寝の時間が押し、その日の夕方から夜が全部崩れます。移動と食事とぐずりの実戦的な対処は1歳・2歳・3歳の子連れ旅行のコツにまとめてあるので、行き先が決まったらそちらを見てください。

昼寝が1回になると、1日の組み立て方が変わる

1歳前後は、午前と午後の2回だった昼寝が昼過ぎの1回にまとまっていく時期です。これは旅行にとってかなり大きい変化なんです。

2回寝ていたころは、午前の寝かしつけが移動時間そのものになりました。1回になると、午前中はしっかり起きている時間になり、代わりに13時前後にまとまった空白ができます。この空白をどこで過ごすかが、1歳の旅程の骨になります。

現実的な組み方は2つです。ひとつは午前に観光を済ませ、昼寝の時間に移動して宿に入る形。もうひとつは早めにチェックインできる宿を取り、部屋で寝かせてから夕方にもう一度出る形。どちらにしても、チェックイン時刻が早い宿と、レイトチェックアウトのある宿は1歳と相性がいいことになります。

行き先を挙げる前に、子の昼寝の時間帯を書き出す。1日の空白がどこにあるかで、行ける範囲と泊まる宿が決まる。

1歳0ヶ月・1歳半・1歳後半で行き先が変わる

同じ1歳でも、1歳0ヶ月と1歳11ヶ月では別の子どもです。歩き方も、食べられるものも、機嫌の崩れ方も違います。自分の子がどの段階かで、向いている行き先が変わります。

1歳0ヶ月から3ヶ月はまだ0歳の延長で選ぶ

つかまり立ちから伝い歩き、数歩だけ歩けるという時期です。転ぶ回数が多く、まだ長い距離は歩けません。行き先は0歳のときと同じ発想で選んで問題ありません。屋外を長時間歩く行程より、宿の中で完結する旅のほうが確実に楽です

この時期に効くのは畳の部屋とローベッドです。まだ支えがないと立てない子は、ベッドの上でも寝返りの延長で端まで転がります。床に近い寝床なら、落ちても高さがないので大人が眠れる。1歳の旅行で親の睡眠が確保できるかどうかは、翌日の行程にそのまま響きます。掲載データ(2026年9月時点)では、和室・和洋室のある宿が1,200軒以上、転落しにくいローベッドや畳ベッドの客室がある宿が190軒以上あります。数としては和室のほうが圧倒的に選びやすく、はいはいと伝い歩きが混ざる時期にはそのまま床で遊ばせられる利点があります。

食事はまだ後期の離乳食から幼児食への移行期にあたる家庭が多い時期です。離乳食の提供があるか、持ち込みと温めに対応してくれるかを見ておくと、現地で困りません。

1歳半は走る。芝生・浅いプール・室内遊び場が効く

1歳半になると多くの子が安定して歩き、走り始めます。ここから行き先の選び方が変わります。見せる場所ではなく、放してもいい場所を選ぶという発想です。

具体的には、柵で囲まれた芝生の広場、水深の浅いプール、靴を脱いで入る室内の遊び場。この3つのどれかが行程に入っていると、1歳半は一気に機嫌よく過ごせます。逆に、静かに見て回る美術館や展望台だけの行程は、この月齢がいちばん苦しい。

注意したいのは、「子ども向け」と書かれた設備が1歳半を対象にしていない場合があることです。じゃらんの紹介によれば、アクアワールド茨城県大洗水族館の大型遊具「ワクワク広場」は2歳から未就学児限定で20分の入れ替え制(2026年9月時点)。個人ブログの旅行記でも、富士急ハイランドのトーマスランドは身長90cm制限のアトラクションがあるため、届かない場合は乗り放題ではなく都度チケットのほうがよかったと振り返られています。年齢と身長の制限は、行く前に必ず見ておきたいところ。

1歳後半はイヤイヤの前夜。逃げ場のある宿にする

1歳半を過ぎると自我がはっきりしてきて、思い通りにならない場面で泣きが長引くようになります。2歳のイヤイヤ期の前夜という言い方がしっくりくる時期です。

このころに効くのは、親が交代で抜けられる構造を宿が持っているかどうか。貸切風呂があれば大浴場で泣かれる心配が減りますし、離れやコテージなら夜泣きで周囲を気にせずに済みます。部屋が2間続きの和室なら、寝かしつけたあとに大人が起きていられます。

1歳後半の旅行は、観光の質より逃げ場の数で決まると考えたほうが、宿選びを間違えません。

移動手段で決まる、1歳と行ける距離

行き先の候補は、使う移動手段で自動的に絞られます。1歳は0歳と違って途中で歩かせられる分、手段ごとの向き不向きがはっきり出ます。

車は片道2時間、1歳は途中で降ろせるのが強み

車の利点は、荷物を積めることと、好きなときに止まれることです。1歳はおむつ替えの回数がまだ多く、着替えやおやつも常に必要になるので、荷物を減らさずに済むのは実際かなり効きます。1歳はチャイルドシートを嫌がって暴れる時期にあたるので、1時間から2時間ごとに降ろして歩かせられる車は、この年齢といちばん相性がいい手段になります。

一方で、渋滞にはまったときの逃げ場がないのが弱点です。連休の高速道路で2時間動かないという状況は、1歳連れにはかなりきつい。出発を早朝にずらす、連休を外すといった対策のほうが、行き先を変えるより効きます。

新幹線と電車は膝上で乗れるが、音の出るおもちゃは使えない

新幹線や在来線は、未就学児であれば大人の膝の上で乗車券なしに乗れる案内が一般的です(2026年9月時点。座席を使う場合や人数の条件は各社の規定を予約時に確認してください)。1歳はこの扱いで乗れるので、移動費は最も安く済みます。

問題は、45分を超えたあたりから膝の上でじっとしていられなくなることです。車内で使う道具の選び方について、YouTubeの子育て系の投稿では音の鳴るおもちゃは新幹線や電車で使えないので、音の出ない描けるおもちゃやシールブックが役立つという声が繰り返し挙がっています。同じ投稿群では、座席の窓にシールを貼る方法が紹介されて批判が集まった例もあり、コメントには「公共交通機関で窓に何か貼るという発想がない」「おもちゃや絵本、シールブックで乗り越えよう」という反応が並んでいました。車内の対策は、周囲に迷惑をかけない範囲の道具でどれだけ時間を稼げるかに尽きます。

飛行機は膝の上に乗せられる最後の年になる会社がある

国内線では、1歳の子は大人の膝の上に乗せて座席を取らずに乗れます(2026年9月時点。公式サイトの案内では、ANAは幼児を1歳までとして2歳から座席が必要、JALは3歳未満まで膝上。同伴人数などの条件は各社の規定を予約時に確認)。会社によっては1歳が座席代をかけずに飛行機で移動できる最後の年にあたります。沖縄や北海道を候補に入れるなら、費用の面ではこの年齢がいちばん通りやすい。

ただし、機内では途中で降ろせません。1歳半を過ぎて動きたがる子ほど、飛行時間の長さがそのまま負荷になります。飛行機を使うなら、2泊以上にして移動の日を1日として数え、着いた日は何もしない前提で組むのが現実的です。

article移動手段ごとの段取りはこちら

座席の取り方、機内の持ち物、ベビーカーを持っていくかどうかは、それぞれの記事にまとめています

車は片道2時間、新幹線は乗り換え1回まで、飛行機は2泊以上。手段が変われば行ける範囲も変わる。

地方別、1歳連れで無理のない行き先とおすすめの宿

ここからは地方別に、1歳連れで無理のない行き先と、条件で選んだ宿を並べます。宿の設備は掲載データ(2026年9月時点)を根拠にしており、軒数はいずれも掲載施設のうち何軒がその条件を持つかを表しています。

関東・甲信越は片道2時間台に温泉と牧場が揃う

関東は候補がいちばん多い地方です。掲載施設のうち和室・和洋室のある宿が230軒以上、幼児食を用意する宿が130軒以上、館内にキッズルームのある宿が50軒以上あります(2026年9月時点)。

行き先としては、那須高原、南房総、鴨川、箱根、熱海、日光と鬼怒川温泉あたりが片道2時間台に収まります。1歳向けに効くのは動物とふれあえる場所で、じゃらんの紹介では、那須高原りんどう湖ファミリー牧場のふれあい牧場は無料で、乳しぼり体験は赤ちゃんも大人と一緒に体験できるとされています。マザー牧場にはミルク用の給湯器があるベビールームがあり、おむつの販売もあります(いずれも2026年9月時点)。入園料の区分を見ると、りんどう湖は3歳から、マザー牧場は4歳から有料で、1歳は無料で入れる施設が多いのもこの年齢の利点です。

箱根なら彫刻の森美術館が1歳半に向きます。屋外の道はほぼ舗装されていてベビーカーで回れ、幼児は入館無料。0歳から遊べる体験型の造形作品もあり、走り回れる屋外空間そのものが遊び場になります。箱根海賊船はベビーカーのまま乗船できます(2026年9月時点)。

map関東から2時間台のエリア

温泉と牧場と海が近く、1歳と行くには移動の負担がいちばん軽い地方です

那須高原は掲載10軒のうち7軒が館内にキッズルームを持ち、南房総は和室・和洋室が25軒以上、幼児食が15軒以上と厚い。鴨川はおむつの取れていない子も入れるプールのある宿が3軒あります(2026年9月時点)。

hotel関東で1歳と泊まりやすい宿

4軒ともウェルカムベビー認定を受けた宿です。ローベッドや幼児食、水遊び用おむつで入れるプールなど、1歳に効く設備を持っています

複数の宿泊レビューで言及される傾向として、1歳連れの投稿は観光地の内容より、部屋で子どもを遊ばせられたか、食事の場所が個室だったかに触れたものが目立ちます。YouTubeの関東のウェルカムベビー宿を紹介する動画には、南房総にグランドメルキュール南房総リゾート&スパや季粋の宿 紋屋があり、子どもの思い出づくりに向くというコメントが寄せられていました。南房総は牧場と海が近く、1歳の行き先としては関東でも屈指の密度があります。

東海・関西は個室の食事処と島のリゾートが1歳向き

東海は幼児食のある宿が70軒以上、ローベッドの客室がある宿が30軒以上と、1歳向けの設備が揃っています(2026年9月時点)。行き先では鳥羽と伊勢志摩、下呂温泉、熱海と伊豆高原、浜名湖が候補です。

伊勢志摩・鳥羽エリアは掲載20軒で、幼児食が10軒以上、個室の食事処が10軒以上。1歳を連れて食事処に入るときに個室が選べるのは大きい。下呂温泉は部屋食のある宿が10軒以上と、食事を部屋で完結できる温泉地としては全国でも上位の厚みがあります。

浜松の浜名湖パルパルには1歳以下の子ども専用の「ベビーバンジー」があり、園内の食堂には離乳食の温め用の電子レンジも用意されています(2026年9月時点)。この年齢に照準を合わせた設備を持つ遊園地は多くありません。

関西は幼児食のある宿が80軒以上。淡路島はキッズルームのある宿が10軒、南紀白浜は水深の浅いキッズプールが7軒、おむつの取れていない子も入れるプールが4軒あります。有馬温泉は掲載12軒のうち幼児食のある宿が10軒、部屋食のある宿が9軒(2026年9月時点)。関西で1歳と泊まるなら、淡路島の遊べる宿か、有馬の部屋食かで性格が分かれます

hotel東海・関西で1歳と泊まりやすい宿

部屋食や個室の食事処、キッズスペース、水遊び用おむつで入れるプールなど、走り出した子でも1日を宿で過ごせるタイプを選びました

九州・沖縄は飛行機の日数を宿で吸収する

九州は和室・和洋室が130軒以上、幼児食が70軒以上(2026年9月時点)。別府温泉は掲載23軒のうち幼児食が10軒以上、部屋食が9軒と、温泉と食事の両方で1歳に対応しやすいエリアです。黒川温泉や由布院温泉は貸切風呂の比率が高く、大浴場で泣かれる心配を減らせます。

沖縄本島のエリアには110軒以上が掲載されており、ビーチが徒歩圏の宿が50軒以上、ミニキッチン付きの客室がある宿が60軒以上(2026年9月時点)。ミニキッチンは1歳の旅行で効きます。取り分けが難しい時期に、部屋で野菜を刻んだりレトルトを温めたりできると食事の不安がほぼ消えるからです。

沖縄はプールの条件も厚く、水深の浅いキッズプールが40軒以上、おむつの取れていない子も水遊び用おむつで入れるプールが20軒あります。飛行機で移動する分、着いた日と帰る日を移動に使い、中日を宿とビーチだけで過ごす組み方が1歳には合います。

map飛行機で行くなら日数で吸収する

移動に日数を使う分、宿とビーチだけで過ごせる場所を選ぶと1歳の負担が減ります

hotel九州・沖縄で1歳と泊まりやすい宿

ローベッドやミニキッチン、水遊び用おむつで入れるプール、部屋食など、滞在型の旅に向く設備を持つ宿です

北海道・東北・北陸・四国は連泊で1か所に留まる

北海道は掲載90軒のうち雪遊びやスキー場に近い宿が40軒、幼児食のある宿が25軒以上(2026年9月時点)。移動距離が長い土地なので、札幌や新千歳から近い定山渓、登別、洞爺湖に絞って連泊するのが1歳には現実的です。

東北は掲載156軒のうち和室・和洋室が90軒以上。秋保温泉は18軒が集まり、館内にキッズルームのある宿が6軒あります。仙台まで新幹線で入って秋保に泊まるという形なら、乗り換えを増やさずに済みます。じゃらんの紹介によれば、仙台アンパンマンこどもミュージアム&モールには靴を脱いで遊べる「あかちゃんまんテラス」があり、離乳食の持ち込みも可能とされています(2026年9月時点)。

北陸は和室・和洋室が50軒以上で、加賀温泉郷や山中温泉のように旅館が密集する土地です。四国も和室が50軒以上、幼児食が20軒以上あり、道後温泉や鳴門に候補が集まります。いずれも移動に時間がかかる地方なので、1泊で往復せず、2泊して1か所に留まる形にすると1歳の負担が下がります

hotel北海道・東北で1歳と泊まりやすい宿

ローベッドや部屋食、おむつの取れていない子も入浴できると案内する温泉など、連泊して館内で過ごせる宿を選びました

auto_awesomeエリア別の赤ちゃん歓迎の宿

本文は0歳向けにまとめた特集ですが、貸切風呂や和室、離乳食の対応といった条件はそのまま1歳にも当てはまります

地方を1つに絞ってから宿を見る。候補を複数の地方にまたがらせると、移動時間の比較ができなくなる。

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1歳は「行った先で何をするか」より「その日どこで昼寝させるか」で決まります。

1歳の誕生日旅行はどこで祝うか

1歳の誕生日を旅行で祝いたいという相談は多いのですが、探し方が観光地からになっていると失敗します。1歳の誕生日旅行で決め手になるのは、行き先ではなく祝う場所と食事の形です。

部屋食か個室の食事処があれば、祝う場所を選ばずに済む

1歳の誕生日は、ケーキを出す、写真を撮る、一升餅を背負わせるといった行事が食事の時間に集中します。大広間やレストランだと、周囲を気にして落ち着かないまま終わりがちなんですよね。しかも1歳の食事の時間は短く、座っていられるのは長くて20分から30分。行事を詰め込むほど、主役が先に飽きて席を立ちます。

部屋食か個室の食事処がある宿なら、泣いても立ち歩いても祝う時間が壊れません。掲載データ(2026年9月時点)では、部屋食のある宿が440軒以上、個室や半個室の食事処がある宿が480軒以上あります。1歳の誕生日旅行に限れば、この2つのどちらかを満たすことが行き先より優先度が高いと考えていい。

食事の内容も見ておきたいところ。幼児食を用意する宿は700軒以上あり、主役の子が自分の食事を前にできるかどうかで、当日の写真の表情がかなり変わります。予約時に幼児食の対象年齢を確認しておくと確実で、公式サイトには小学生向けと幼児向けで内容が分かれると案内されている宿もあります。

一升餅・ケーキ・記念写真は宿ごとに違う。予約時に確認する

一升餅や祝い膳、バースデーケーキの持ち込みや手配は、宿ごとに扱いがまったく違います。用意してくれる宿、持ち込みだけ受ける宿、断る宿があり、同じ系列でも施設によって対応が分かれるので、予約時に個別に確認するしかありません。

確認しておきたいのは、ケーキの持ち込みが可能か、宿で手配できるか、冷蔵で預かってもらえるか、部屋食のプランで祝いの品を出してもらえるか、写真撮影のサービスがあるかの5点です。メールや電話で先に確認してから予約すると、当日に断られる事故を防げます

なお、知恵袋に投稿された1歳半の家族旅行の相談では、赤ちゃん歓迎の宿は気になっていたが空きとスケジュールが合わずに断念した、という声が見られます。設備の整った宿ほど週末と連休は早く埋まるので、誕生日という日付が動かせない旅行こそ早めに動くほうがいい。

hotel部屋食や個室で祝える宿

4軒とも部屋食か個室の食事処があり、幼児食も用意されています。祝いの品の扱いは宿ごとに違うので予約時に確認してください

誕生月の季節で向く行き先が変わる

誕生日旅行は日付が動かせないので、季節の向き不向きがそのまま行き先の制約になります。

夏生まれなら、水遊び用のおむつで入れるプールがある宿が候補です。掲載データでは100軒以上あります(2026年9月時点)。じゃらんの紹介では、スパリゾートハワイアンズのベビープール「天使の水場」は水遊びおむつを着用して遊べるとされており、プールデビューを兼ねる形も取れます。ただし1歳は体温調節が未熟なので、真夏の屋外を長く歩く行程は避けたほうが無難です。

冬生まれは、雪と温泉が候補になります。ただし1歳の雪遊びは10分から20分で切り上げる前提のほうが現実的で、宿から出てすぐ雪があるかどうかが分かれ目になります。おむつの取れていない子も湯船に入れると案内している宿は60軒以上ありますが、大浴場は不可で貸切風呂だけ可という但し書きが付く宿も多いので、案内の中身まで読んでおきたいところ。

ゴールデンウィークと年末年始が誕生月にあたる家庭は、混雑と予約時期がそのまま課題になります。設備の整った宿から先に埋まるので、連休にかかる誕生日旅行は半年前から候補を見ておくくらいでちょうどいい

auto_awesome誕生日に効く行き先の特集

記念写真の撮れるスポットや、1歳から遊べる設備のある施設の周辺に宿を取る形です

article季節ごとの選び方

夏のプール、冬の雪と温泉、連休の混雑対策は、それぞれの記事で詳しく扱っています

誕生日旅行は「祝う場所」から決める。部屋食か個室があるかを、行き先より先に確認する。

宿は3つの順番で絞る

行き先が決まったら、宿は順番に絞ります。1歳の場合、寝る場所、食べる場所、風呂と遊び場の順で見ると迷いません。この順番を崩して口コミの評価から入ると、条件が合わない宿を延々と見ることになります。

1に寝る場所。和室かローベッドか

歩き始めた子は、ベッドから落ちます。だから最初に見るのは寝床の高さです。和室に布団を敷くか、床に近いローベッドを備えた客室かの二択で考えると早い。

掲載データ(2026年9月時点)では和室・和洋室が1,200軒以上、ローベッドや畳ベッドの客室が190軒以上、ベッドガードを貸してくれる宿もあります。和室は転落の心配がないうえ、そのまま床で遊ばせられるので、1歳にはいちばん扱いやすい部屋の形です

洋室しか選べない場合は、ベッドをくっつけられるか、ベッドガードを借りられるか、壁付けのベッドかを予約前に聞いておくと安全側に倒れます。

2に食べる場所。幼児食か取り分けか持ち込みか

1歳は離乳食の完了期から幼児食への移行にあたる時期で、家庭ごとに食べられるものの幅がかなり違います。宿の対応は3通りです。

幼児食のメニューがある宿は700軒以上。公式サイトでは、幼児向けと小学生向けの2種類を用意している、和食会席のときだけお子様膳になる、といった書き分けがされていることが多く、同じ幼児食でも中身は宿ごとに違います。大人の料理から取り分けるなら、味の濃い会席よりビュッフェのほうが選択肢が広くなります。持ち込みで済ませたい場合は、離乳食の持ち込みと温めに対応する宿を選びます。どれを選ぶにしても、食事の場所が部屋か個室かどうかで、当日の落ち着き方が変わります

旅先での食事の実戦的な組み立ては、月齢別の目安をまとめた記事のほうが詳しいので、そちらを合わせて読んでください。

article持ち物と食事、0歳の行き先はこちら

1歳の持ち物は年齢別リストの1歳の節に、旅先の食事はベビーフードの記事にまとめています

0歳児との旅行はどこがいい?月齢と移動手段で選ぶ行き先とエリア別のおすすめ宿

0歳児との旅行はどこがいい?月齢と移動手段で選ぶ行き先とエリア別のおすすめ宿

3に風呂と遊び場。おむつの子が入れるかを確認する

1歳はまだおむつが取れていないので、大浴場に入れるかどうかが宿ごとに違います。おむつの取れていない子も湯船に入れると公式に案内している宿は60軒以上(2026年9月時点)。ただし大浴場は不可で貸切風呂のみ可、水遊び用おむつの着用が条件、といった但し書きが付くことが多いので、条件の中身まで読んでおきたいところです。

掲載施設の公式サイトでは、大浴場は不可だが貸切風呂なら制限はない、水遊び用おむつを着用したまま入れる浴槽を用意している、といった案内が施設ごとに書き分けられています。同じ「赤ちゃんも入れる」という言葉でも、指しているものが違うということなんですよね。

湯船に入れない場合も、脱衣所にベビーベッドがある、浴場にベビーバスや湯温計が備え付けてある、という形で同伴できる宿があります。何歳から入れるかの考え方は子どもの温泉は何歳から?にまとめてあります。

遊び場は館内にキッズルームのある宿が280軒以上。雨の日や昼寝のあとの時間を館内で消化できるかどうかが、1歳の旅行では効きます。遊び場から宿を選びたいときは館内にキッズスペースがあるホテル8選が入口になります。

1歳と泊まりやすい宿を条件から探す

和室・和洋室があり、幼児食を用意している宿をあらかじめ選んであります。行きたいエリアを足すだけで絞り込めます。

location_on

エリア

tune

こだわり条件

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ご家族

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寝る、食べる、入る。この3つが宿の中で回れば、観光は1日1つで足ります。

まとめ

1歳の旅行先は、歩き始めたこと、昼寝が1回になったこと、幼児食に移ったことの3つで決まります。移動は片道2時間、目的地は1日1つ。1歳半を過ぎたら、見せる場所ではなく放していい場所を選ぶ。地方を1つに絞ったら、宿は寝る場所、食べる場所、風呂と遊び場の順で見る。誕生日旅行なら、行き先より先に部屋食か個室があるかを確認する。まずは自分の子の昼寝の時間帯を書き出して、片道2時間の円の中に何があるかを見るところから始めてください。

よくある質問

1歳児におすすめの旅行先はどこですか?

片道2時間以内で行ける温泉地か高原のリゾートが基本線です。関東なら那須高原、南房総、鴨川、箱根。関西なら淡路島、有馬温泉、南紀白浜。東海なら鳥羽と伊勢志摩、下呂温泉。動物とふれあえる牧場は1歳でも楽しめるうえ、入園料が3歳や4歳からという施設が多く、この年齢は無料で入れることが多いのも利点です。飛行機を使うなら沖縄や北海道も候補になりますが、2泊以上にして移動の日を1日として数えてください。

1歳児と旅行に行くのは大変ですか?

0歳より動く分、移動中は確実に大変になります。ただ、大変さの原因は行き先ではなく詰め込みにあります。1日に2か所以上回る、移動が片道3時間を超える、寝る時間が普段より2時間遅い。この3つが重なると崩れます。逆に、目的地を1日1つに絞り、宿の中で食事と風呂が完結する形にすれば、1歳でも十分に成立します。

1歳の旅行はかわいそう、意味がないのでは?

子ども自身が旅行の記憶を残さないのは事実です。ただ、1歳の旅行の目的は思い出づくりだけではありません。誰かが作った食事を食べ、洗い物をせずに眠り、親が湯に浸かる時間をつくること。それ自体に意味があります。写真も残ります。苦しくなるのは行ったこと自体ではなく、大人の予定を詰め込んだときです。

1歳バースデー旅行はどこがいいですか?

行き先より、祝う場所から決めてください。部屋食か個室の食事処がある宿なら、泣いても立ち歩いても祝う時間が壊れません。一升餅やケーキの持ち込み、写真撮影の対応は宿ごとに違うので、予約前に個別に確認します。誕生月が連休にかかる場合は、設備の整った宿から埋まるので半年前から候補を見ておくと安心です。

1歳との旅行は何泊が現実的ですか?

車や電車で片道2時間以内なら1泊2日で成立します。飛行機を使う場合や片道3時間を超える場合は2泊以上にして、移動の日を1日として数えてください。同じ宿に連泊すると荷造りの回数が半分になるので、移動より宿の中で過ごす時間を増やしたい1歳にはこちらのほうが向いています。

赤ちゃんと初めて旅行に行くならどこがいいですか?

初めてなら、家から片道2時間以内で、食事と風呂が宿の中で完結する温泉地を選ぶのが失敗しにくい形です。和室で布団を敷ける宿、幼児食か離乳食の対応がある宿、貸切風呂がある宿の3つを満たすと、当日に困る場面がかなり減ります。観光は初日の午前と2日目の午前だけと考え、予定は1つに絞ってください。

出発の前日に熱が出たらどうすればいいですか?

体調の判断は自己判断せず、かかりつけに相談してください。旅行の側でできる備えは、予約時にキャンセル規定を確認しておくことと、無理をしない前提で日程を組んでおくことです。キャンセル料の発生日は宿によって違い、連休のプランは早い日付から発生することもあります。旅行保険や後日への振替が使えるかも、予約時に見ておくと判断が楽になります。

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