機内持ち込みできるベビーカーのおすすめ|ANA・JALの規定に入る軽量モデルを、旅の場面別に1台ずつ
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※本文の「◯軒以上」などの数は Kids Stay 掲載施設の設備データの集計です(2026年9月時点・全国の宿の総数ではありません)
飛行機の旅が決まって「機内に持ち込めるベビーカーを1台買おうかな」と調べ始めると、候補が多すぎて手が止まりますよね。どれも「機内持ち込み可」と書いてあるのに、値段は1万円台から8万円台まで開きがあります。選ぶ順番は、乗る便の規定を先に確かめて、次に旅の場面で1台に絞る。この順にすると迷う時間がぐっと短くなります。

私のおすすめは、この1台です。畳むと機内持ち込みサイズに収まる軽量ストローラーで、体重22kgまで対応の表示があるので、飛行機を降りてすぐ押せて2歳以降も使い続けられます。買わなくていい人= 宿や空港でベビーカーを借りられる旅程なら、抱っこ紐だけで足ります。
機内に持ち込めるかは「畳んだ3辺」と「総重量」で決まる
「機内持ち込み可」の表示は、どの航空会社のどの機材を前提にしているかまで書かれていないことが多いんです。買う前に見るのは、商品ページの畳んだときの縦・横・奥行きと本体重量の2つ。この2つを乗る便の規定に当てはめれば、持ち込めるかどうかはほぼ判断できます。
ANA・JALの国内線は、座席数100席で基準が変わる
2026年9月時点で各社の案内を整理した記事によると、ANA・JALの国内線は機材の座席数で基準が2つに分かれます。
- 100席以上の機材は、3辺の合計が115cm以内(幅55cm×高さ40cm×奥行25cm以内)
- 100席未満の機材は、3辺の合計が100cm以内(幅45cm×高さ35cm×奥行20cm以内)
- 重さはどちらも、身の回り品と合わせた総重量10kg以内
見落としやすいのが100席未満の小型機です。地方路線や離島便ではこちらが適用されることがあり、超コンパクト型でも100席未満の基準には収まらないことがあるので、予約画面で機材を確かめておくと安心です。合計だけでなく、縦・横・奥行きのそれぞれにも上限がある点もあわせて見てください。規定は変わることがあるため、搭乗前には各社の公式案内でも確かめておきたいところです。
格安航空会社と国際線は、重さと扱いが別物
格安航空会社は重さの基準が厳しくなります。同じ記事の整理(2026年9月時点)では、ジェットスターは国内線・国際線とも56cm×36cm×23cm以内で総重量7kg以内、スプリング・ジャパンも56cm×36cm×23cm以内、ピーチは3辺の合計115cm以内とされています。スプリング・ジャパンとピーチの重さの上限は、各社の公式案内で確認してください。7kgの枠に本体5kg台のベビーカーを入れると、残りの手荷物に使えるのは1kg台です。
国際線はさらに会社ごとに扱いが分かれます。ANAは国内線の100席以上と同じサイズの枠、JALは規定内でも原則として貨物室で預かると案内している、と整理する記事もあります。国際線に乗るなら、購入前に予約した便の公式案内を読むのが確実です。
「機内持ち込み可」の表示より、乗る便の座席数と総重量の枠を先に確かめる。
持ち込むと「手荷物1個」に数えられる
もう1つの落とし穴が個数です。機内に持ち込める荷物は手荷物1個と身の回り品1個が基本で、ベビーカーはそれだけで手荷物1個に数えられます。つまり、親が持ち込めるバッグは、ハンドバッグ程度の身の回り品1個だけになります。おむつ・着替え・ミルクを詰めた大きなマザーズバッグを機内に持ちたいなら、ベビーカーを持ち込むかどうかをバッグの量とセットで決めてください。機内での段取りや座席の選び方は子連れ飛行機の座席と持ち物で整理しています。
場面別4タイプの比較表
この記事で場面ごとに選ぶ1台を、選ぶときの目安の数字で並べました。重さと価格帯は、2026年9月時点で比較サイトが実測・掲載していた軽量B型ベビーカーの範囲をもとにしています。
| 場面 | 本体の重さの目安 | 畳んだサイズの目安 | 対象の目安 | 価格帯の目安 | ANA・JALの規定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 国内線の格安航空会社 | 3〜4kg台 | 3辺合計115cm以内でできるだけ小さく | 体重15〜18kgまで | 1〜3万円台 | 100席以上の枠に入る製品が多い |
| 国際線の長いフライト | 6〜7kg台 | 3辺合計115cm以内 | 6か月前後から体重22kgまで | 4〜8万円台 | 国内線100席以上は入る。国際線は会社の案内で確認 |
| 新幹線と乗り継ぐ旅 | 5〜6kg台 | 片手で畳めて自立する | 体重22kgまで | 2〜4万円台 | 製品ごとに畳んだ寸法を確認 |
| 2歳以降のセカンド | 5〜6kg台 | 3辺合計115cm以内 | 体重22kgまで | 2〜3万円台 | 100席以上の枠に入る製品が多い |
比較サイトの実測では、体重上限15kgの製品が3kg台、上限22kgの製品が5.8〜7.4kgでした。軽さと長く使える体重上限は引き換えになる傾向があります。
2歳以降のセカンドなら、体重上限の大きい軽量の1台
家にA型やAB型の重いベビーカーがあって、旅行用に2台目を買う家庭も多いですよね。2歳を過ぎてからのセカンドは、あと何年使えるかで選ぶと失敗しません。
体重上限22kgを基準にする
2歳の平均的な体重はまだ余裕がありますが、3歳・4歳と旅行を重ねるうちに15kgの上限はすぐ来ます。2歳以降に買うなら体重上限22kgを基準にすると、4歳前後まで同じ1台で旅行に行けます。比較サイトが「B型ベビーカーはセカンドのサブから、これ1台でいいへ進化中」と書いているように、22kg対応で5kg台の製品は日常使いにも耐えるので、帰宅後に出番が減りにくいのも利点です。
乗せ降ろしと荷物かごも見ておく
2歳以降は自分で乗り降りしたがる年齢です。シートの位置が低めだと自分で座れて、親が抱き上げる回数が減ります。旅行中は荷物かごにお土産や上着が入るので、かごの容量も確かめておきたいところ。4歳を過ぎて体重上限が近づいたら、ヒップシートなど「乗り物以外」の選択肢に切り替える時期です。
2歳以降のセカンドで探す場合は、この1台がおすすめです。体重22kgまで対応の軽量B型なので、3歳・4歳の旅行まで同じ1台で行けます。買わなくていい人= 家のベビーカーが機内持ち込みサイズに畳めるなら、2台目は要りません。

国際線の長いフライトなら、倒せて日よけの大きい1台
国際線は、機内より到着後が本番です。長いフライトで眠そうな子を、降りてすぐ寝かせられるかどうかで旅の最初の数時間が変わります。
到着後にすぐ寝かせられるかで選ぶ
国際線の到着は現地の夜や早朝になりがちです。空港から宿までの移動で子どもが寝落ちしたとき、背もたれを深く倒せるモデルなら、そのまま寝かせて運べます。日よけが大きい製品は、暑い地域の日差しや空港の明るい照明をさえぎるのにも役立ちます。この場面は重さよりリクライニングと日よけを優先する。6〜7kg台までは許容範囲です。
預ける前提なら、ここに予算をかけない
国際線は会社によって原則預かりの扱いもあるので、持ち込むつもりで買っても結局預けることがあります。ANA・JALには、搭乗口でベビーカーを預けて到着ゲートで返してもらえる扱いがあると紹介されています(空港によっては手荷物受取所での返却)。「預けても困らない」なら高価格帯を選ぶ理由は薄くなるので、自分の便の扱いを確かめてから価格帯を決めるのが順番です。預けるときは、付属品を外して連絡先のタグを付けておくと取り違えを防げます。
国際線は会社ごとに持ち込みの扱いが違う。預かりになるなら、高価格帯を選ぶ理由は薄い。
国際線の長いフライトの場合は、この1台がおすすめです。背もたれを倒せて日よけが大きい帯なので、到着後に寝落ちした子をそのまま寝かせて運べます。買わなくていい人= 国際線は預けて、到着地の空港や宿で借りる予定なら不要です。
国内線の格安航空会社なら、とにかく軽く小さく畳める1台
格安航空会社を使う国内旅行は、総重量の枠が一番の壁です。ここは乗り心地より本体の軽さと畳んだ小ささを最優先にします。迷う余地はあまりありません。
総重量7kgの枠から逆算する
総重量7kgの枠では、ベビーカー本体が4kg台ならバッグに2kg以上残せますが、6kg台だと残りは1kgを切ります。おむつと着替えだけでも1kgはすぐ超えるので、格安航空会社で持ち込むなら本体4kg台までが現実的な上限です。本体の軽さを比べるときは、商品ページの数字が日よけや前ガードを付けた状態か外した状態かも見ておくと、比べ方がそろいます。
軽いモデルの弱点を知っておく
軽さと引き換えになるのは走行性と体重上限です。YouTube のベビーカー比較動画のコメント欄では、車体が軽いモデルは少し大きな段差で前輪が引っかかるという声があり、それが理由で重めのモデルに買い替えたという声が見られた動画もありました。旅先の石畳や駅のエレベーター前の段差では、この差が出やすいんですよね。体重上限も15〜18kgの製品が多いので、2歳半を過ぎた子だと1年ほどで卒業になります。
格安航空会社の国内線に乗る場合は、この1台がおすすめです。総重量の枠が厳しい格安航空会社向けに、本体の軽さと畳んだ小ささを優先した帯なので、手荷物に回せる重さを残せます。買わなくていい人= 大手2社の100席以上の機材にしか乗らないなら、冒頭の1台で足ります。
新幹線や電車と乗り継ぐ旅なら、片手で畳めて自立する1台
飛行機のあとに新幹線や在来線へ乗り継ぐ旅では、機内より駅での扱いやすさが効いてきます。抱っこしながら畳む場面が何度も来るからです。
片手で畳めるかが乗り継ぎの速さを決める
改札やホームで、子どもを片腕に抱いたまま畳む場面は乗り継ぎのたびにやってきます。片手で畳めるモデルなら、もう片方の手は子どもとスーツケースに使えます。店頭で試せるなら、実際に抱っこ紐を付けた状態で畳んでみると、商品ページの動画だけでは分からない手間が見えます。
自立すると、座席の足元に置ける
新幹線の座席の足元や、空港の保安検査の列で、畳んだベビーカーを立てて置けるかは地味に大きな差です。自立しないモデルは、壁に立てかけるか手で支え続けることになります。これが意外と疲れるんです。新幹線では最後列の座席後ろのスペースや多目的室の使い方で置き場所が変わるので、座席選びの考え方は子連れの新幹線の座席選びもあわせて見てください。
新幹線と乗り継ぐ旅の場合は、この1台がおすすめです。片手で畳めて畳んだまま自立する帯なので、改札や座席の足元で子どもを抱いたまま扱えます。買わなくていい人= 空港から宿まで車かタクシーで移動する旅程なら、畳む回数が少ないので冒頭の1台で足ります。
買わない選択肢もある。空港・レンタル・宿の貸出
旅行の回数が年に1〜2回なら、買わずに済ませる方法も十分に現実的です。借りる先は大きく3つあります。
空港と航空会社の無料貸出
ANA・JALでは、チェックインで自分のベビーカーを預けたあと、搭乗口まで空港のベビーカーを無料で借りられると紹介されています。規定を超えるベビーカーも無料で預けられるので、普段のベビーカーを預けて、空港内は借りるのが一番手間のかからない形です。個人ブログの体験記でも、迷ったら預けるのが正解だったという結論が書かれていました。
ベビー用品レンタルで旅行期間だけ借りる
rentio やベビレンタのようなベビー用品レンタルでは、機内持ち込みサイズのベビーカーを数日単位で借りられます。旅先の宿へ直接届けてもらえるサービスもあり、行きの飛行機は抱っこ紐だけにできるのが大きな利点です。買う前に1度借りて、畳み方や重さが家族に合うかを試す使い方もできます。
宿のベビーカー貸出を使う
宿にもベビーカーを貸してくれるところがあります。Kids Stay の掲載データ(2026年9月時点)では、ベビーカー貸出のある宿が全国で160軒以上、飛行機で行くことの多い沖縄だけで64軒あります。宿で借りられれば、空港から宿までは抱っこ紐、現地の散策は宿のベビーカーという組み立てができます。貸出は台数に限りがあるので、予約時に確保できるか問い合わせておくと確実です。持っていくか迷うときの判断軸は旅行にベビーカーは持っていく?で年齢別に整理しています。
年に1〜2回の旅行なら、空港の無料貸出・ベビー用品レンタル・宿の貸出で買わずに済む。
よくある質問
ベビーカーは機内に持ち込めますか?
畳んだサイズが手荷物の規定に収まれば、多くの航空会社で持ち込めます。ANA・JALの国内線の100席以上の機材なら3辺合計115cm以内・総重量10kg以内が目安です(2026年9月時点で各社の案内を整理した記事による)。機内では使えないので、畳んで座席上の棚に入れます。持ち込むと手荷物1個に数えられる点も忘れずに。
飛行機に持ち込めるB型ベビーカーは?
B型は軽量で畳んだサイズが小さい製品が多く、機内持ち込みサイズをうたうモデルの中心です。選ぶときは「機内持ち込み可」の表示だけで決めず、畳んだ縦・横・奥行きと本体重量を、乗る便の規定に当てはめてください。2歳以降も使うなら体重上限22kgのモデルが長持ちします。
飛行機に持ち込めるAB型のベビーカーは?
新生児から使えるAB型は、フレームが大きく重くなりがちで、機内持ち込みサイズに畳める製品は限られます。軽量ストローラーに新生児用の付属品を付けて使う方式の製品もあるので、対象月齢と、付属品を付けた状態で畳めるかを商品ページで確かめてください。月齢が低いうちは預けて空港の貸出を使うのも手です。
サイベックスのベビーカーは何がそんなにいいの?
軽さと畳んだ小ささ、それに見た目の良さで人気を集めていて、YouTube の比較動画のコメント欄でも「都内はサイベックスで溢れかえっている」という声がありました。一方で、軽い車体ゆえに大きめの段差で引っかかるのが気になって別のブランドに買い替えたという声もあります。旅先の路面を思い浮かべて選ぶと後悔しにくくなります。
安い機内持ち込みベビーカーでも大丈夫?
1万円台の製品でも機内持ち込みサイズに収まるものはあります。ただ比較サイトの実測を見ると、軽くて安い製品ほど体重上限が15kg前後と低い傾向がある、と分かります。1回きりの旅行なら安い製品やレンタルで十分で、2歳以降も旅行を重ねるなら22kg対応の製品のほうが結果的に割安になります。
まとめ
機内持ち込みのベビーカーは、乗る便の規定を先に確かめて、旅の場面で1台に絞るのが近道です。ANA・JALの国内線なら3辺合計115cm以内と総重量10kg以内、格安航空会社は重さの枠がさらに厳しく、国際線は会社ごとに扱いが違います。迷ったら冒頭の1台、旅の形がはっきりしているなら場面別の1台を選んでください。年に1〜2回の旅行なら、空港やレンタル、宿の貸出で買わずに済ませる選び方もあります。
ベビーカーを借りられる宿を探す
ベビーカーを借りられる宿を探す
Kids Stay なら、ベビーカー貸出のある宿だけを、最初から絞り込んで探せます。宿でベビーカーを借りられれば、飛行機には抱っこ紐だけで乗れます。エリアと人数を選ぶだけです。





